神戸の老舗自家焙煎コーヒー会社のブランドアイデンティティ。「その昔、神戸港に陸揚げされたコーヒー豆を鑑定士が検査し、選ばれた生豆の麻袋には専用の刻印が打刻された…」という物語を思い描いた。その刻印を創造してブランドのシンボルとしたのだ。おおらかで少しコミカルな昔の神戸の物語を想像していただけるようなデザインを目指した。同社は神戸のスーべニールとしても今後注力したいという意向から神戸の街を押し出すアピアランスとした。
全体的には古い時代のいわゆる「ハンコ」を意識してフリーハンドのようなラインで構成した。
